医学

花粉症|アレルギーを根本治療したい人の豆知識

「リーキーガット」という言葉を聞いたことはありますか?

Leakは漏れるという意味。Gutは腸です。

腸から漏れる?腸がダメージを受けると毒素が漏れてしまうというのです。

リーキーガット症候群とアレルギーは深い関係がありそうです。

リーキーガット症候群とは

腸の粘膜に穴が空き、有害物質が血中に漏れだす状態にある腸。

血液に腸からもれた有害物質が体内に取り込まれてしまい、アレルギーや炎症をおこします。

リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)(腸管壁浸漏症候群)は栄養療法を学んでいる方にはなじみが深い「リーキーガット症候群」ですが、まだ一般的ではないようです。

しかし、現代の生活では誰にでも起こる可能性があり、原因不明の不定愁訴の原因になっている可能性が高いのです。

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リーキーガット症候群の原因

腸のバリア機能を弱めてしまい、腸に穴をあけてしまう外的要因

・過食

・偏食

・ストレス

・薬(抗生物質、ステロイドなど)

・カフェイン

・グルテン(小麦)

・カゼイン(牛乳・乳製品)

・サポニン・レクチン(大豆)

アレルギーを発症する引き金になるのが、未消化の食べ物と言われています。

自己免疫疾患、化学物質過敏症、低血糖、糖尿病も発症しやすくなります。

特に分解されにくく、腸壁を傷つけてしまいやすいのが、

小麦に含まれる「グルテン」と
乳製品に含まれる「カゼイン」
大豆製品に含まれる「サポニン」「レクチン」なのです。

たんぱく質を食べているのに、血液検査で低たんぱくと言われる人は特に「リーキーガット症候群」(腸もれ症候群)のリスクが非常に高いので注意が必要です。(アルブミン値や尿素窒素値で判断します。)

たんぱく質は消化酵素の働きでアミノ酸に分解され、体内に吸収されます。しかし消化酵素が不足していたり、胃酸不足で酵素の活性が低下しているとアミノ酸に分解されず、未消化のアミノ酸ペプチドの状態で腸壁を傷つけてしまうのです。

もしあなたが花粉症などのアレルギーなどの症状があるのなら、毎日の食生活から、原因になりそうなものを減らしてみませんか?

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健康医学コンシェルジュ :吉田 圭子

日本健康医学コンシェルジュ協会 メディカルコンシェルジュとして、医療現場で予防医学を学ぶ。医師と連携し、食事療法などで末期がんで余命2ヶ月と診断された父を最後まで好きなものを食べ、寝たきりにならないようにし8年介護をした経験から、日本健康医学コンシェルジュ協会を設立し、健康サービス従事者と医師、医療機関の連携。 ウソやインチキ、だましの多い健康情報の中から、正しい情報を精査する知識と能力を身につけることができる場所を提供している。

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