最近ではアレルギーの一つの原因としてよく話題になる有害金属。
化学薬品などに多く含まれています。
美容師さんは、ヘアカラーやパーマ液、洗剤など化学薬品に触れる機会の多い職業です。
どうしても、体内に侵入する有害物質も多くなり、アレルギーを起こすリスクも多いのです。
一部のヘアカラーに鉛が使われています。
有害金属 鉛とは
鉛は古代から使用されている金属で 古代ローマ時代から水道管や酒類の貯蔵容器などで使われています。
貴族の間では鉛のはいでワインが飲まれていました。
ワインの酸により、酢酸鉛が形成されワインの味をマイルドにするので人気だったようですが、大量摂取により慢性中毒を引き起こす人も多くいたそうです。
古い水道管には鉛が使われていることもあります。
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鉛がカラダに及ぼす影響
- 酵素の働きを阻害(消化器、腎臓、神経系の障害)
- 高血圧
- 動脈硬化
- 発がん性
- 生殖障害(精神異常、精子数の減少、精子の運動性低下)
- 行動障害
- 注意欠陥障害
- 多動性障害
- 精神遅滞
- ヘモグロビン合成に必要な酵素の阻害
- アレルギー
検査の方法
排出されたミネラル・有害金属を測る
- 血液
- 毛髪
- 爪
体内から排出されたミネラル・有害金属は頭髪や爪に成分として残ります。
これを検査することで、体内に入ったミネラル・有害金属を調べる方法です。
簡易キットが販売されているので、通信販売などで手に入れられます。
体内に蓄積されているミネラル・有害金属を測る
特殊検査機器で調べる
OligoScan(オリゴスキャン)という機器で手のひらに光を当てることで測定することができる医療機関専用の検査機器です。
血液検査では「通行量(吸収・排出される過程や過剰で漂っている状態)」などが考えられます。
頭髪や爪などは排泄器官である為「過剰なもの」「不要で排泄されたもの」「吸収されなかったもの」などが含まれるため実際に現在の状況とは測定数値が異なることがあります。
美容師さんだけでなく、日常には有害金属に知らないうちに接してしまっていることがあります。
原因がよくわからないアレルギーや肌荒れ、慢性的な体調不良などがある場合は有害金属の検査をしてみましょう。
原因がわかるかもしれません。
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